ストレス性便秘

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ストレスで便秘になる?非常に厄介なストレス性便秘の詳細

よく『ストレスでおなかが痛くなる』という言葉を聞きますが、おなかの調子はストレスと密接に関わりがあるのは事実です。

 

胃や腸といった消化器官は『心の鏡』と呼ばれるほどストレスの影響を受けやすく、他に疾患がなくともストレスが原因で便秘になってしまうこともあります。

 

いわゆる『ストレス性便秘』です。

 

ストレスが引き起こす腸の異常

 

ストレスによって起こる排便の異常というと下痢を思い浮かべる人が多いかと思いますが、下痢とは逆に便秘になってしまう人もたくさんいます。

 

ストレス性便秘は『けいれん性便秘』とも呼ばれ、その名のとおりストレスによる緊張で腸がけいれんし、排便や便の形成がうまくいかなくなるのです。

 

それが日常化し悪化していくと『過敏性腸症候群』となってしまうこともあり、過敏性腸症候群の一部のタイプをさして『ストレス性便秘』とするケースもあります。

 

ストレス性便秘は、場合によってはスーパー便秘と併発することもありますが、内視鏡検査などをしても大腸がんやポリープといった病気は見つかりません。
⇒スーパー便秘についてはこちら

 

消化器官とストレスの関係が広く認知されるまでは、『異常はないんだから気にしすぎ』と無下にされていたこともあったようですが、今ではストレスが体に様々な悪影響を与えることは広く知られ、消化器官との関係も明らかになってきました。

 

また、現代社会はストレス社会と言われることもありますが、実際ストレス性便秘に悩む人は増加しているようです。

 

ストレス性便秘の症状とは

 

ストレス性便秘の症状には主に以下のようなものがあります。

  • ひどくおなかが張る
  • おなかにガスがたまりやすい
  • 下痢と便秘を交互に起こすことがある
  • 排便時にひどく腹痛があり、出したあとは治まる

電車に乗っている最中に突然ひどい腹痛が起き、駅に着いたらトイレに駆け込むけれど、うまく排便できない……なんてことが続いているような方は要注意です。

 

他にも、数日に一度はお通じがあるもののおなかが張って食欲もなく、便秘と下痢を繰り返したり、おなかが痛くなっても外出先のトイレではうまく排便できない人もいます。

 

ストレスが深く関わっていることもあり、具体的な症状の悩みについては非常に幅が広いと言えます。

 

過敏性腸症候群の診断基準って?

 

器質的異常がないにも関わらず、便秘や下痢を慢性的に引き起こす過敏性腸症候群には、どのような診断基準があるのでしょうか。

 

まず、前提基準として『過去三ヶ月の間に、月3日以上おなかの不快感や腹痛がある』ことです。
その状態で

  • 排便すると症状が軽くなる
  • 症状が出ている時はお通じの回数が増えたり減ったり変化する
  • 症状が出ている時は便の状態が変わる

これら三つの項目のうち、二つ以上に該当すれば過敏性腸症候群とされています。

 

過敏性腸症候群のタイプとは

一口に過敏性腸症候群といっても、便秘だけがその症状ではなく、大きく四つのタイプに分けられます。

  1. 下痢型………主に下痢の症状を起こす
  2. 便秘型………主に便秘の症状を起こす
  3. 混合型………便秘と下痢を繰り返す
  4. 分類不能型…その他、分類できない症状

過敏性腸症候群の中でも、2の便秘型と3の混合型を『ストレス性便秘』と呼ぶこともあります。

 

また、男性の場合は1の下痢型、女性の場合は2の便秘型と3の混合型が比較的多いようですが、男女全員に必ずしもそれが当てはまるというわけではありません。

 

男性で便秘型の人もいれば、女性で下痢型の人ももちろんいます。

 

過敏性腸症候群の全体の患者数は女性のほうが多いですが、近年男性の患者数が急増しており、男性も注意が必要です。

 

 

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