妊娠中 処方 下剤

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妊娠中に処方される下剤って?種類や作用について

妊娠中の便秘で、いろんな改善策を試みたけど、どうしても出ない時は、お医者さんに相談して下剤を使うこともあるかと思います。

 

デリケートな時期ですし薬を安全に使うためにも、病院でどんな下剤が処方されるのか?
その特徴や作用、そして副作用などを知っておきましょう。

 

産婦人科で処方される主な下剤(便秘薬)

 

マグラックス(マグミット)

 

妊娠中に処方されることの多い下剤の一つです。

マグラックスとマグミットは作っている会社が違うだけで、成分や効果は変わりません。

錠剤または顆粒タイプの『塩類下剤』であり、主な成分は酸化マグネシウム。
塩類の浸透圧により便の中に水分をとどめて、便を柔らかくする働きがあります。

 

習慣性がないため長期服用しても効果が薄れず、作用も穏やかで、他の下剤と併用することもよくあります。

ただし塩類を使った薬であるため、腎臓に負担がかかります。

 

また、長期にわたり大量に服用した場合や、大量のカルシウムと同時に摂取した場合、『高マグネシウム血症』を引き起こすことがあるので注意が必要です。

服用の際はできるだけ多目の水と一緒に飲むことが大事です。

【高マグネシウム血症とは?】

 

主に腎臓に疾患を持つ人に見られる症状で、服薬などにより、血液中のマグネシウムの濃度が非常に高くなってしまう異常です。
倦怠感(けんたいかん)や筋力低下のほか、起立性低血圧(きりつせい)や徐脈性不整脈(じょまくせいふせいみゃく)を引き起こし、徐脈性不整脈により異常に血圧が低下した場合は命に関わることもあります。

 

ラキソベロン

 

ラキソベロンも、妊娠中に処方されることの多い下剤です。

錠剤と液体タイプの二種類があり、大腸に刺激を与えて排便を促す『大腸刺激性下剤』に分類されます。

妊婦のほかにも、手術前に腸内をきれいにするため、処方されることがあります。

主な成分はピコスルファートナトリウム水和物で、他の一般的な大腸刺激性下剤に比べると作用が穏やかで負担が少ないとされています。

 

とはいっても、刺激性下剤であるため、長期間の常用は避けておいたほうが良いでしょう。

刺激性下剤には常習性があり、薬の刺激にたよりすぎると自力で便意を感じられなくなることもあります。

服用する時は多目の水で飲むようにしましょう。

 

アローゼン

 

アローゼンは本来、妊娠中は原則禁忌の薬ですが、医師の判断で処方されることがあります。

 

顆粒タイプの『大腸刺激性下剤』で主な成分はセンナです。

 

通常服用の量ではさほど問題ないとされているようですが、大量に服用すると子宮の収縮を引き起こすことがあるので、くれぐれも用法用量を守って下さい。

アローゼンの注意事項

  • 妊娠中の子宮の激しい収縮は流産につながる危険があるため、非常に注意が必要です。
  • 刺激性下剤なので長期服用には適していません。
  • また、服用中に尿の色が濃くなったり、赤っぽくなることがありますが、それは薬の色が尿に出ているだけで特に心配はいりません。
  • 便秘のタイプにより向き不向きがあり、腸の動きが悪くなって起こる『弛緩性便秘』には向きますが、ストレスなどで逆に腸が動きすぎて緊張状態の『けいれん性便秘』の場合、症状を悪化させてしまいます。
  • 便秘と下痢を繰り返す人けいれん性便秘の可能性が高いので注意して下さい。

 

プルゼニド

 

こちらも妊娠中原則禁忌ですが、場合によっては医師の判断で処方されます。

 

アローゼンと同じく、主成分がセンナの大腸刺激性下剤です。

 

センナの成分の副作用には腹痛や吐き気もあり、効き過ぎておなかを壊す人もいますので、自分の状態をよく確かめながら服用しましょう。

 

プルゼニドの注意事項として、特に長期服用による常習化、大量服用による子宮収縮の心配や、けいれん性便秘を逆に悪化させる可能性がありますので、服用の際は医師の指示を必ず守って下さい。

※ プルゼニドのさらなる注意事項は、同等の成分で構成されている上記の【アローゼンの注意事項】をご参照ください。

 

なお、プルゼニドは処方箋がなくとも入手できる場合があるようですが、特に妊娠中は医師の指導のもとで服用するべきですので、勝手に判断し、服用することはNGです;

 

妊娠中の下剤服薬で特に気をつけることは?

 

妊娠中の服薬は母体に大きな影響を与え、それがおなかの赤ちゃんにまで及ぶことが少なくありません。

 

服薬する際にはいつも以上に注意する必要があります。
特に、妊娠前から便秘ぎみで自己判断で薬を飲んでいた人にありがちですが、効果がないからといって勝手に薬の量を増やしたりするのは禁物です。

効果がないと感じたら改めて受診し、医師とよく相談するようにして下さい。

また、下剤だけに頼るのではなく、食物繊維乳酸菌などを摂取して腸内環境を整えたり、適度な運動をしたりなど、
薬以外の便秘対策をすることが、妊娠中の便秘解消には不可欠です。

 

 

 

 

 

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